10月11日から一週間だけ北米で上映中の『シン・ゴジラ』をようやく観ました。
ともかく、満足。大満足。よかったよかった。観られてよかった。
内容や感想はともかく周辺状況を記録しておくと。
私のいったところはモール内の映画館でしたが、客の入りは4割ぐらいかな……。平日の夜だし、まあこんなもんじゃね?という気がします。日本人はぼくら以外いたのかなあ、普通に地元の人々が大多数でした。もちろん、地元といってもそういうのが好きなコアな人々が見に来たというところでしょう。
意外とアメリカネタのセリフがありましたが、そのたびに客席がいちいちウケていたのも面白かった。客層が、日本のものが好きな人々だからってのはあるのでしょうけれど。もともとのセリフでは「あちらさん」とか婉曲表現だったものが字幕ではほぼそのものズバリ The US とか America とか大変直裁的表現になっていたのもあったのがまたちょっと面白い、というのがあるかもしれないですが。
北米では不評、というニュースをいくつか目にしますが、現時点で Rotten Tomatoes は 78%、 IMdb では10点満点で7.7というスコアは決して悪いものではない……というかそれなりに高い評価だと言えると思います。もちろん今スコアをつけているのは相当コアなマニアたちなので、これから点数がどう推移していくかはわかりませんが、不評ということではないのでは。……とはいえ北米ではわずか一週間のみの公開、しかも上映は各館一日一回だけ、というスケジュールなので、これはまあ届くべきマニアに届けることを考えたものであるのもまた間違いないことでしょう。
てなわけで、当然ながら北米の配信はマニア向けでありまして、その当初の目論見どおりごく一部のマニアに届く感じになっていたということではないかなと思います。
はーそれにしてもこれでようやくネットの情報に触れることができるな。