料理ネタ。にがりと大豆があれば豆腐は作れるらしい、という話をきいて、つくってみた。
比較的簡易なのは、いわゆる寄せ豆腐(汲み取り豆腐)というやつで、これは雑に言うと、
- 豆乳をあたためる(75-80℃程度)
- にがりをまぜ、少しだけ撹拌する
- 20-30分ほど放置してから、布巾をしたザルの上にあげ、水分とにがりが流れ出るのを待つ
というだけでできる。にがりは日本食スーパーで入手できる……という話だったが、Marukaiになかったので、アマゾンから購入した。
これはスーパーで買ってきた豆乳で作ったもの。豆乳は成分無調整がよいとされるが、成分調整って砂糖とかで甘くしているだけという話らしいので、成分調整豆乳でもできるとは思う(味は変になるかもだけど)。
次は豆からに挑戦、ということで、大豆から作る場合は、まず豆乳を作ってから上の行程を経ることになる。
大豆。中国語では黄豆というらしい。これを水につけて一晩とかおく。水を吸ってふくらむ。ふくらんだら水と大豆をあわせ、ミキサーで粉砕。
これは粉砕後。大豆はサポニンが豊富なのでめちゃくちゃ泡だらけになる。これを火にかけて加熱。沸騰後弱火で10分とか。で、熱々のところを布巾にとり、がんばって絞る。とっても熱い。なんでこんなことやってるのかなと思う。
しぼった豆乳は少し冷まして、75-80℃程度になるまでふたたび加熱。
にがりをいれて放置。
放置のあと、布巾にふたたび汲み取り。
できました。これはちょっとにがりが残っていてあまりうまくなかった。
豆乳をしぼる行程がひたすらめんどう&熱いなど難点があり、ぶっちゃけ買ってきた豆乳でもいいのではないか、という疑念は拭えないものの、科学実験ぽくてそれなりにおもしろさがあります。味はよいです。しかし買ってくる場合とのコスパを考えると……や、考えたら負けか。ベイエリアはサンノゼ豆腐など地元の豆腐屋があるので、買ってくる豆腐には事欠かないのでした。
そういうわけで豆腐でした。